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《穏やかな休日 リスティ》 キャラクターカード コスト4/緑/CP5000/RANK1 【王女】 ボーナスアイコン なし [コネクトアタック(5)] このカードがコネクトアタックをした場合、自分はライフを3点得る。 このカードが登場した場合、自分のキャラ1枚を活動状態にすることができる。 はぐれ勇者の鬼畜美学で登場する緑色・【王女】を持つリスティ。 コネクトアタック5と、コネクトアタックをした場合、ライフを3点得るテキスト、登場時、自分のキャラ1枚を活動状態にするテキストを持つ。 2013年04月11日付の今日の1枚として公開された。 関連項目 リスティ 収録 はぐれ勇者の鬼畜美学 01-069 R
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このページはこちらに移転しました グランマ 作詞/あぢあん 街はきれいに彩られ 楽しい時間を奏でてる 木々はきらびやかな化粧して 初めての日を待っている そこに立ちずさむ私は とてもちっぽけな存在で 重く冷たい黒ローブでは 漆黒の闇に溶けていく 私の手にはか細いマッチ 誰も欲しがらないね あなたも私と一緒なのね マッチを1つ擦ってみた あなたがくれた物全部 今のあたしを支えてる あなたが愛をくれたから 今、あたしが生きていれる グランマの暖かさは このマッチと同じ 凍えた私を包んでくれる ずっと、ずっと、ずっと…
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≪穏やかな一時≫アスナ タイプ レアリティ:★★★★★ 武器種:弓 ロール:サポーター 説明文 Unknownでの休息の記録。 住み慣れた我が家で、温かな紅茶を片手に穏やかな時を過ごす。 束の間の日常が心を癒してくれるだろう。 ステータス Lv HP STR VIT INT 1 50 8604 1020 432 1530 100 習得スキル一覧 スキル名 スキルレベル 効果 クールタイム(秒) 修得レベル アイス・バレット 1 小型の氷弾を生み出し、標的に向けて放つ。※威力は使用者のINTに依存 3s - リカバリー 2 癒しの光を使用して、味方全員のHPと身体の状態異常を回復する。※回復量は使用者のINTに依存 20s - ストライク・ノヴァ 4 あらん限りの力を込め射る。放たれた矢は光条となり、敵と周囲を巻き込み滅する。 60s - シャープ・ウェル 2 筋力を活性化し、味方全員のSTRを一定時間上昇させる。※効果量は使用者のINTに依存 15s Lv.3 エンハンス・アクア 2 水の加護を宿し、味方全員の攻撃に一定時間水属性攻撃を付与する。 20s Lv.6 キュア 1 癒しの光を使用して、味方全員の身体の状態異常を回復する。 5s Lv.10 ダイヤモンド・ダスト 3 氷の魔法を纏った矢を、素早く5回連続で射る。 10s Lv.13 プロテクト・ウェル 2 体表面を硬化し、味方全員のVITを一定時間上昇させる。※効果量は使用者のINTに依存 10s Lv.16 エクスプロード・アロー 3 炎の魔法を纏った矢を、素早く5回連続で射る。 10s Lv.20 アブソリュート・ゼロ 2 極温の冷気を収斂し、絶対零度の光条を放つ。※威力は使用者のINTに依存 6s Lv.25 エンハンス・ホーリー 2 聖なる加護を宿し、味方全員の攻撃に一定時間聖属性攻撃を付与する。 20s Lv.30 マルチプル・チェイサー 3 標的を追尾し貫通する特殊な矢を連射する。 10s Lv.40 ワールプール・スプラッシュ 3 その場で渦潮を発生させ敵を巻き込んで攻撃する。※威力は使用者のINTに依存 6s Lv.50 ミリオン・ハウリング 5 弓最高のスキルの一種。敵を貫く怒涛の如き連射の直後、とどめの強烈な一矢を撃ち放つ。 90s Lv.1/覚醒Lv.1 ディスクロージャー 2 敵が纏う加護を破り、画面内にいる全ての敵のバフを解除する。 5s Lv.1/覚醒Lv.2 ウォークライ 2 溢れるガッツにより、味方全員が一定時間よろけ・ダウン無効状態になる。※修復中は効果が発動しない 15s Lv.1/覚醒Lv.3 レジスト・エレメンタル 2 全能の加護を賜り、味方全員の全属性耐性を一定時間強化する。 10s Lv.1/覚醒Lv.4 エンジェル・レイ 2 癒しの光を使用して、味方全員のHPを一定時間徐々に回復する。※回復量は使用者のINTに依存 20s Lv.1/覚醒Lv.5 コメント 以下のコメント欄は情報提供用です。雑談等は雑談・質問へお願いします。 できれば以下の書式でコメントしていただければ幸いです(そのままコピペ編集できるため) 無理な方は普通のコメントで構いません。 |スキル名|スキルレベル|効果|クールタイム(秒)|修得レベル| 例:|コンバットヒーリング|1|自然治癒力を高め・・・|-|Lv.3| 名前
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AOT/S35-034 カード名:“穏やかな微笑”ペトラ カテゴリ:キャラ 色:緑 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《兵団》?・《武器》? 【自】 このカードがリバースした時、このカードのバトル相手のレベルが0以下なら、あなたは相手のクロックの上から1枚を、控え室に置いてよい。そうしたら、あなたはそのキャラをクロック置場に置く。 レアリティ:R 15/08/27 今日のカード
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ろんりーでいず【登録タグ ろ シロ 曲 桃音モモ 重音テト】 作詞:シロ 作曲:シロ 編曲:シロ 唄:桃音モモ コーラス:重音テト 曲紹介 願いはきっと届くから。消えない想いのポップソング 歌詞 (動画歌詞より転載) 夢から醒めれば世界は色付いて 心が動き出す・・・ 窓を開けたら香る日差しと 変わらないこの街が 少し遠くて とても綺麗で 君に逢いたくなる 言葉では足りなくて 伝えたい心溢れた どんなに離れていたって届くから いつでも音に乗せて 寂しい気持ちが私を包んでも きっとね 大丈夫 小さな部屋のいつもの席で 独り考えてた つかみ損ねた願いのカケラは どこへ消えるのかな? 言い訳を繰り返す 本音の形を隠して どうしてゆらゆら想いは漂うの 明日は見えないのに 流れる季節が私を連れてゆく 記憶の向こう側 静かにこぼれる時間は永すぎて この胸 揺らいでく 消えない迷いが私を捕らえても 瞳を逸らさないで どんなに離れていたって届くから いつでも音に乗せて 寂しい気持ちが私を包んでも きっとね また逢える コメント 名前 コメント
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《有里》 《有里》 《有里》 《有里》 放課後の図書室。町にとっては、静かで、心の落ちつく場所。 《有里》 古臭い、と人は言うかもいれないが、大好きな本がたくさんあって……それに、他の理由で行くのが楽しみな場所でもある。 《有里》 自分が行くと必ずあの人がいるからだ。 《有里》 自分と同じくらい、もしかするともっと本が好きで、いつも静かに話を聞いてくれる人が。 《有里》 教室の掃除を終え、その脚で図書室へ向かう。案の定、図書室の鍵は既に開いていた。▽ 《有里》 《町》 かちゃかちゃと微かに杖を鳴らしながら、町が図書室へ入ると、今日は利用者の姿が見当たらない。 《町》 静かな図書室に、町のたてるほんの少しの音が響く。 《町》 町は、窓から差し込む夕日に見とれて、少し立ち止まった。 《町》 それも少しの間のこと。 《町》 積まれている返却の本を片付けなくては。町はカウンターへと歩み寄る。▽ 《有里》 カウンターへ向かうと、カウンターの内側から町のほうを見ている視線とはちあわせした。 《有里》 【有里】「やあ」少し長い髪をアップヘアにしている、薄い眼鏡が特徴的な女性。町の一つ上の先輩、空須 有里(からす ゆり)だ。彼女も同じく図書委員で、そして、町と仲のいい人でもある。とはいっても、友人やそういう段階の話であるが。 《有里》 【有里】「掃除かな?」言葉少なく問いかけながら、何かに気付いたように読んでいた本に栞を挟み、今まで座っていた手近な席から一つ奥の席へ移る。▽ 《町》 【町】「あ、空須先輩。」一瞬、視線がまともに重なったのに、少しうろたえる町。 《町》 すぐに、つい、と視線を落として彼女の口元を見る。 《町》 きれいなラインの、形のよい唇。静かで落ち着いた、好きな感じの声が出てくる唇。 《町》 けれど、それはそれで、なんだか気恥ずかしくて、町は先輩の首元まで視線を落とす。 《町》 【町】「はい、掃除です。ごめんなさい、遅くなってしまって。」 《町》 カウンターの上の本を片手で器用に何冊か抱える。 《町》 杖を使って生活するのに慣れてからは、案外、人が思う以上に片手でいろいろなことができるものだ。 《町》 【町】「返却、片付けておきますから。先輩は続けてください。」▽ 《有里》 【有里】「いや、人はあまり、来ないからね」気にしないよ、という風に頭を振ってから、町には、やることを任せ。「重たいものは先に直しておいたよ。細かい所は、頼む。私は、そういうのは面倒でね」そう言いながら、また本を開く。何やら割と新しい、娯楽小説らしい。 《有里》 乱読家らしく、妙に色々と読んでいるのを見かける。それでいて古い本にもやたらと詳しい。 《有里》 なんというか、変わった人、である。▽ 《町》 【町】「はい。」にっこりと笑って、数冊の本を片手に本棚へと歩いていく。 《町》 普通、みんなはこう言う。 《町》 ――いいよ、やっておくから。相田さんはカウンターの中にいて。 《町》 ――だいじょうぶ、そういうのはあたし達がやるからさ。 《町》 かわいそうだから。不自由だから。やってあげる。全部やってあげる。 《町》 みんな、そういう。 《町》 …この人を除いて。 《町》 町は本を片付けながら、思う。 《町》 本当に町が困るような重いものはやっておいてくれる。 《町》 けれど、町の仕事を全部取り上げたりは、しない。 《町》 「読書を続けて」と言ったら、本当に続けている。 《町》 あまり当番が当たったことがないけど。 《町》 【町】(空須先輩って、こういう人なんだな…)カウンターを振り返って、読書にふける彼女の横顔に、知らず見入った。▽ 《有里》 【有里】「……」黙して本を読む。時折、唇の端が歪む。笑っているのだ、と気づく人が少ないくらい、わずかな変化だ。それこそ……いつも観察していないと気づかないほど。表情の変化に乏しい人ではないが、本を読む時は割合、表情が読みにくくなる人ではあった。 《有里》 ▽ 《町》 【町】(あ、笑った…)なんだか、理由も分からず、町は嬉しくなった。 《町》 【町】(楽しいな、ちゃんと仕事、あるの。)空須先輩の素っ気無い振りの心遣いに感謝しながら。 《町》 返却の本を棚に戻す。 《町》 順番が入れ替わっていたり、乱れている棚を直す。 《町》 【町】(うん、これできれい…かな。)町はざっと見渡して満足すると、カウンターへ戻っていく。 《町》 読書にふけっている空須先輩の邪魔をしないよう、なるべく杖の音をおさえながら。静かに。▽ 《有里》 【有里】「……おっと?」戻ってきて少しした後。町が隣に座っている事に気付いた。実際、本を読みに来ている人は少なく、カウンターの一部は妙に死角になっていて読書コーナーからも見えにくい。ゆえにちょっとしたおしゃべりでは問題にならない程度で……そして、二人とも声は控えめなので、さらに問題にならないのであった。 《有里》 【有里】「お帰り。助かったよ」顔を上げて、目元が緩み、端正な唇がわずかに微笑む。 《有里》 ▽ 《町》 【町】「いいえ。」ただ、微笑んで答えを返す。 《町》 町が気づくはずもないけれど、それは――そういえばこれまでにしたことのない微笑みだった。 《町》 気を許せる人にだけ見せることのできる表情。無防備な微笑み。 《町》 音を立てて、先輩の読書の邪魔をしなかったことに満足しながら、 《町》 町は、ほんの一瞬だけ、ちらりと先輩の唇を見た。 《町》 【町】(きれいな形…きれいな色……)つい、と視線を落として、図書カードの整理を始める。 《町》 【町】「どうぞ、そのまま。カードはやっておきますから。」▽ 《有里》 【有利】「ん。じゃあ、お言葉に甘えよう。今、いいところでね」そしてそのまま、視線には気づいているのかいないのか、そして笑みの意味にも……けれど有里はそのまま、視線を本に戻す。 《有里》 楽しそうに本を繰る有里の姿は、なんとなく、町の心に残った。▽ 《町》 カードの整理をしながら、町はただ、楽しんだ。 《町》 同じ時間を共有しながら、別々のことをしている、この時を。 《町》 ぺらり、ぺらり、と先輩が頁を繰る音が、耳に心地よい。 《町》 それは、お気に入りのどの音楽よりも、町の心に沁みこんでいく。 《町》 ▽ 《有里》 【有里】「……ふぅ」やがて紙のこすれる音が止んで、ぱたりと本を閉じる音がした。十分に堪能したらしく、表情は明るい。が、すぐに何かに気付いたように、町のほうを見た。「……ああ、すまない。作業はもう終わってしまったかな?」手元を覗き込みながら問いかけた。▽ 《町》 【町】「はい、カードも片付きました…大丈夫ですよ、仕事があるのは嬉しいです。」やわらかな微笑みで答える。 《町》 その拍子に、また視線が重なる。 《町》 【町】(あ、先輩の目って、光のあたりかたでは茶色に見えるんだ――)▽ 《有里》 【有里】「そうか。じゃあ少しのんびりしようか……うん」一つ頷いて……それから、静かな時間が過ぎていく。時に少しおしゃべりをしたり、最近読んだ本について話をしたり。 《有里》 そんな……穏やかで静かな時間が、閉館時間の少し後まで続いたのであった。 《有里》 《有里》 二人の関係が変化するのは、もう少し、あとほんの少しだけ後の話になる。 《有里》 《有里》 《有里》 《有里》 穏やかな日々の最後 Fin 《有里》
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大丈夫だよって言って 少し休んで また頑張ればいいじゃないって 言って 大きな手で 髪をなでて 温かな腕で 私を包んで 優しい声で 私の名前を呼んで あなたならきっと 私のことをわかってくれる 言葉でいえないことも きっと 泣けないの 胸が痛いままなの 話をすればきっと 胸につかえた悲しみを 出すことが出来るの でも知ってるの そんなのまやかし ほんとは そんなあなたはいないの 私が作り出した ただの幻想 ************************************ ←back
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元スレURL クラスの皆「ドッ!ワハハ」 璃奈「wwwww」 クラスメイトA「あ、璃奈ちゃんも笑ってるよw」 概要 何とか自分もりなりーを笑わせたい変態気味な愛さんの奮戦記 タグ ^宮下愛 ^天王寺璃奈 ^あいりな ^コメディ ^感動 名前 コメント
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0413:穏やかな春の陽射しの下で <新潟県、電車内/午後> トンネルを抜けると雪国だった――というのは誰の言葉か。 ならば、トンネルを抜けると春が開けた場合は、一体どのように形容すれば良いのか。 湿った鉄の匂いが立ち込める中、フレイザードとピッコロ、彼らを運ぶ蒸気機関車は 冬国から、南へと。 トンネルを抜けると、先ほどの雪景色が冗談であったような、青々とした草木が、 潮の香りが、海鳥の声が、そして、変わらぬ血の香りが。 遠くに見える水平線は鈍色をして、空はとても、とても青くて。 鯨のような、白い、大きな雲が悠々と空を流れ。 春の気配と、降り注ぐ陽光は、車内に満ちた血の記憶すら、刹那消し去ってしまいそうで。 疎らに見える、家々の軒下には様々な花が並び、車中にすら甘い香りが舞い込むようで。 ガタン、ゴトンと。 列車が進むは、長閑なという言葉がこれ以上無いほど似合う、田園地帯。 眼下には、母なる海が。頭上には、広大な空が。 穏やかな、本当に穏やかな、春の日差しの中。 あくまで緩やかに、一両の列車が奔って行く。ガタン、ゴトンと。 線路は続く。 フレイザードとピッコロを乗せた車両は、穏やかに進んでいく。 規則正しい揺れは、夢見るようで。その心地よさは揺り籠に似て。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ フレイザードにとって、列車での旅は、お世辞にも楽しいとはいえなかった。 考えてみれば当然のこと。 乗り合わせているのは、顔を見るのも忌々しいピッコロ大魔王只独り。 車内に充満している、噎せ返るような血の臭気を不快に感じるような 軟弱な精神を持ち合わせては居ないが、流石に無言で長時間、蛇蝎のような相手と顔を合わせていれば、 気が滅入りもし、不機嫌にもなる。 かといって、この両名で会話が弾むわけでもなく。 人であれば美しいと形容するべきなのだろう、車窓からの風景を楽しむような趣味も無し。 二人で、和気藹々と駅弁(この場合は支給食料だが)をつまむわけでもなければ、 そもそも、光合成を行うナメック星人と、禁呪法で生み出された魔法生命体が食事を必要とするわけでもなし。 ただただ、眼前の魔王を始末する方法を考える。 悠然と腰かけ、瞑目しているピッコロの態度も腹立たしいことこの上ない。 その態度!その余裕!その傲慢さ! 完全に自分を見下している、超然とした佇まい! この場で、叩き殺してやれれば、どれほど爽快なことか!! 眼球を抉り出し、脳髄を掻き出し、臓物を引きずり出して哀れに命乞いをさせてやることが出来れば どれほど痛快なことか!! 必死に懇願するピッコロの内臓をこんがり焼き上げて、程よく凍りつかせることが出来れば、 どれほど愉快極まりないことか!! それだけで十分な筈ではあった。自分にとって、ピッコロは目ざわり極まりない敵。 敵は、完膚なきまでに叩きのめし、蹂躙し、鏖殺するのが氷炎将軍であり、自分の道の筈だった。 このゲームに勝利する、それが最終的な目的であり、今の自分の存在理由。 有象無象の雑魚どもを殺し、腹立たしい麦わらの小僧を殺し、ダイを、アバンの使徒共を殺し、 ピッコロを殺し、君臨するのが、栄光を手に入れるのが氷炎将軍たる自分の未来。 そして、目の前には無防備にも眠っているような、緑肌の人外が一匹。 六団長の一人たる自分を、まるで意にかけず、興味を払わず、歯牙にもかけないクズが一匹。 頭を振る。自分は、一体何をやっている?! もう、勝機は――栄光は、すぐ其処までやってきているというのに!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガタン、ゴトンと列車は進む。 その身に、肌を刺す空気を、眩暈を引き起こす程濃密な血の匂いを。 他の参加者にとっての、紛れも無い危険をその身に載せて、列車はただただ進んでいく。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ フレイザードの苛立ちは募る。 立ち尽くすことしか出来ない、己が身の不甲斐なさへ、苛立ちは只募る。 半身が炎、半身が氷のこの身体。 椅子に腰掛ければ、左半身が乗った座席は無残にも焼け爛れるのも必定。 焼け爛れるだけならばまだいい。 その弾みでスプリングが飛び出し、自分の尻に突き立っては目も当てられない。 尻にスプリングが刺さった弾みで、思わず飛び上がってしまったらどうするのだ。 *********************************************************** <画像はイメージです> * + ┏━巛 ━┓←火竜鏢 〒 ! + 。 + 。 * 。 + 。 | | * + / / <ヒョウエンショウグンイヤッホウゥゥウゥゥゥ ∧_∧ / / |´∀` / / + 。 + 。 * 。 ,- \ f / ュヘ | | * + 。 + 。 + 〈_} ) | | / | ! + 。 + + * ./ ,ヘ | ガタン ||| j / | | ||| ―――――――――――― ************************************************************ 頭を振り、一瞬脳裏をよぎった戯けた映像を霧散させる。 スプリングが刺さったところで、取り立ててダメージを受けるわけでもない。むしろ、鉱物で出来た 自分の身体に、スプリングが刺さるということすら考えがたい。 だが、ダメージ云々の問題ではなく、体裁や精神の問題として、そんなことが起これば 決して立ち直れないというのは充分に分かった。 悠々と椅子に腰掛け、瞑目するピッコロを横目に見ながら、 憮然とした面持ちで立ち続けるしかない自分に、更なる苛立ちが募る。 自分の左足から立ち上る、燻すような煙でさえ、偏にフレイザードの精神を逆撫でしていく。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガタン、ゴトンと列車は進む。 その身に、肌を刺す冷気を、呼吸もままならないと感じさせるような濃密な熱気を。 他の参加者にとっての、紛れも無い災厄をその身に載せて、列車はただただ進んでいく。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ―今なら、ヤれるんじゃねぇか? 勝算はある。戦略も。 フレイザードの左腕、炎の半身が掴んだ宝貝は、焔を纏い。 フレイザードの右腕、氷の半身に宿った宝貝は、巨大な氷の曲刀へとその姿を変える。 辺りを包む、血の匂いは変わらず。 戦場の匂い。戦争の匂い。無念を抱いて、この地に果てた者たちの痛切な想い。 鋭利な刃へと化した、霧露乾坤網を半身に構え。 火竜鏢に、渾身の火力を注ぎ込み。 眼前の、未だ黙して語らぬ自称大魔王を睨めつける目に容赦無く。 ガタン、ゴトンと列車は進む。 暴虐な焔と冷徹な凍気の織り成す呪詛と。 規則正しい、ピッコロの呼吸音のみが車中を満たす。 知らず、自分の口から、只の発声器官であったはずの口から、ヒュウヒュウと耳障りな音が奏でられ。 金属塊を握った左手から、カチカチと、心を逆立てる音が奏でられ。 それでも、眼前の存在は、委細気にかけずと目を閉じたまま。 熱で、空気がゆがむ。 霧露乾坤網に、鍔元に一筋の水滴が生じ ―刃先へと流れ ――刃より零れ落ち 床面で、弾けた。 「どうした?何を突っ立っておる?」 瞬間、ピッコロが目を開き、その場にはあまりにも不釣合いな落ち着いた声が 暴発しそうなフレイザードの意識を、一息に暴走へと押しやった。 「ヒャッハァ!!」 伸ばした腕は、疾風の如く。 渾身の力を込めて、傲慢な魔王の首筋を断たんと、鋭利な氷刃を振るう。 だが、―下らんな、という言葉と共に、魔王は左腕一つで刃を掴む。 これは、想定の範囲内。 「くだらねェたぁツレねぇなぁ、大魔王様よう!!」 今、フレイザードが振るっているものは、実体を持った刀剣の類ではなし。 宝貝、霧露乾坤網を自身の凍気で即席の刃に変えたもの。 故に、強度は実体を持った刀剣に劣るが、霧露乾坤網によって、 その形状はフレイザードの望むまま、千変万化にして変幻自在。 徐に立ち上がったピッコロは、右の手刀で一息に氷の刃を叩き折ると、返す刀で フレイザードの放った火炎の吐息を吹き散らす。 火炎によって水へと転じた刃の破片は、霧露乾坤網の特性により さながら網の目のように姿を変え― 「ヒャダルコォ!!」 間髪入れずに放たれた、極寒の吹雪により、再度、固体へと姿を変える。 勝算はあった。 今まで見てきた限り、ピッコロの切り札は辺り一面を吹き飛ばす、爆力魔破と言う技。 この列車内では……少なくとも、列車が”禁止エリア”に居る内は、全力での爆力魔破は使えない!! 「随分と寒そうだなぁ、大魔王様よぅ!直ぐに暖めて差し上げますぜぇ!!」 砲撃音。左半身にパンツァーファウストを構え、碌な照準も合わせずに打ち放つ。 同時に、右手に握った焔の宝貝に、全身全霊の火力を込めて、投げ放つ。 双方の回避は困難、もとより狭い車中、外れても余波でかなりの打撃を与えることが出来るはず――― ――――――轟音―――――― ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガタン、ゴトンと列車は進む。 その身に、耳を劈く騒音を、無秩序に破壊を振りまく閃光を。断末魔のような黒煙を。 他の参加者にとっての、紛れも無い破滅をその身に載せて。 後ろ半両を失ってなお、列車はただただ進んでいく。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ―犬風情が。 ――こんな所で襲い掛かってくるとは、一体何を血迷ったのか。 ―――所詮は駄犬であったか!! 迫り来る砲弾と、火竜の楔を前にして、ピッコロの脳裏をよぎったのは、 文字にして数行、時間にして数瞬にも満たない、そんな思い。 砲弾と宝貝、氷の網に捕らえられた状態で、双方の回避は困難を極める。 ならば、どちらを交わすべきか……論を待たない。 「カァッ!!」 気合一閃で氷の網を引きちぎる。 勢いを殺さずに身をひねり、迫り来る砲弾をやり過ごし。 気を込めた右腕で、迫り来る宝貝を叩き落す。 列車後方が破砕、後部車両が脱線する音と、肉の焼ける匂いに戦意を高揚させながら 駄犬の首を捻るため、と前方に疾駆せんとした時。 「五指爆炎弾(フィンガー・フレア・ボムズ)!!」 車中を覆い尽くすような、白みを帯びた灼熱の壁が迫り来る!! 「小賢しいわァッ!!!」 ―爆力魔破! 威力を抑え、範囲を自分周辺に―最小限に絞った爆力魔破で、相殺―――― 余波で、幾分かのダメージを追ってしまったが無視できる範囲内。 あの駄犬を縊り殺すのに、幾分の支障も無い!! 見れば、駄犬は両腕を合わせ、何やら次の手を練っている様子。 ―あと二回分か! 脳裏に、忌々しい餓鬼、孫悟空の顔が浮かぶ。一瞬の躊躇したものの、 ピッコロは懐から前世の実を取り出し、口に含んだ。 ――――――力が漲る―――――― 背後から忍び寄る、霧露乾坤網による無数の刃は、大魔王の腕の一振りで 辺りの椅子ごと粉砕され。上空より降り注ぐ刃は、大魔王に一掠りの傷を負わせることも出来ず。 前方より迫る残り火は、気迫一つで儚くも消え。 さては駄犬を打ち砕かんと前方を見据えれば。 迫りて来るは、巨大な光弾。 ―まずい!! 逡巡は刹那。悪寒を感じつつ、本能に従って回避。 左右には壁。前方には、何か、非常に不快な、とてつもなく危険な光弾。 回避場所は――――砲弾で打ち抜かれた、上!! 跳躍。 滞空。 そして、鳴り響く機械音―― 「コイツァ餞別だ!遠慮しねェでとっときな!」 特大の火球を受け、春の青空に黒煙が広がる――― ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガタン、ゴトンと列車は進む。 その身に、厄災を、破壊を、どうしようもない破滅を。 体内でどれ程の惨劇が演じられていようと、列車はただただ進んでいく。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ―ヒャ、ヒャハハハ、何だコリャァ?! 円形に、バターナイフで切り取られたような姿になった列車を見ながら、 フレイザードは歓喜に震えていた。 フレイザードの狙いは、ルキアやボンチューに放った氷炎魔法で爆発を起こし、 ピッコロを禁止エリアへと叩き出すこと。 そのために、ピッコロの後方をパンツァーファウストで破壊し、フィンガーフレアボムズといった 消耗の激しい呪文で一気呵成に攻め立てた。 ピッコロは自分よりも強い。接近されれば、鎧袖一触で撃破されるのは当然の帰結。 自分の一面、氷のような冷静さで互いの戦力を分析した結果の、歯噛みするような現実。 だから、これは賭け。 幾ら保険があったとはいえ、自分が決行するのを戸惑うほどの賭け。 このままいけば、残り10人を切った時点で、自分が121人目になるとの確信があったからこそ 決行できた賭け。 消耗は激しい。 だが、得たものは例えようが無く大きい。 ピッコロの死。この新呪文。そして、何よりこの歓喜!! 酔い痴れ、痺れ。歓喜と共に、フレイザードは哄笑をあげる。 ガタン、ゴトン、と。 … …… ……… ズドン、と。 天地が逆転する。視界がぶれる。無機物の砕ける、乾いた音が辺りに響く。 そう。ピッコロ大魔王は―未だ、死んではいなかった。 「ガ…ガハッ!?」 「駄犬風情が……儂を一時でも心胆寒からしめたコトは誉めておいてやろう」 フレイザードの脳天を砕いたのは、天空からの突き刺さるような蹴撃。 救い上げる蹴撃で、フレイザードの決して軽くは無い体が襤褸切れのように跳ね上がり 鳩尾に突き刺さる、鎚の如き一撃を受け、見えない手で折りたたまれるかのように拉げていく。 「どうやら、禁止エリアに出ても、直ぐには首輪が爆発するわけでもないらしい……バーンとやらは そんなことも教えてくれなかったのか?」 抜き手で、愚かな同盟者の右目を抉り。 体を海老反らせて絶叫する鳩尾に、砲撃のような拳撃を叩き込み。 再度、折れ曲がった相手の後頭部に、大地に沈めんが如き打ち下ろしを見舞い。 表情を変えぬまま、左即頭部を踏みつけ、砕く。 「メラゾー…」 「温いわッ!!!」 肉が焼けるのも気に留めず、フレイザードの左腕を掴み、力任せに握りつぶす。 そのまま、崩れた左腕を、肘部より引きちぎる。 また、体を仰け反らせて絶叫を上げようとしたフレイザードの喉元に足刀を叩き込むと、 列車前方まで無様に転がっていき、蛙が潰されるような声をあげた。 足元に転がっていた火竜鏢を投擲し、フレイザードの首筋に突き立てることで 耳障りな騒音を強制的に中断させる。 「儂が飛べるということも知らなかったのか?」 咄嗟に、焔の中を突っ切り、再度車中に舞い降りることが出来たのは、 ピッコロ大魔王にとって限りなく幸運で、フレイザードにとっては泣きたいような不運だった。 また、列車の上空にいれば、首輪からのアラームが鳴らなくなったということも、 ピッコロにとっての収穫の一つ。 だから、すぐには殺さない。 未練がましく、両足に纏わり付いてくる霧露乾坤網を引きちぎり。 一歩、一歩間合いを詰めていく。 岩石が、意志を持ったように動き、再度フレイザードの左腕を形作るが、 一瞥と同時に両目より発された光線によって、有り合わせの左腕を粉砕する。 「命乞いはどうした?どのような弁解を聞かせてくれるのだ?」 「ケッ!テメェが馬鹿面さらしてやがるから、活を入れてやろうと思ってよ」 フレイザードが立ち上がるのを待っていたかのように(実際に待っていたのだろう) ピッコロの指先より光線が迸り、氷炎将軍の両膝を打ち抜く。 フレイザードは、またもや、ひれ伏すように崩れ落ちる。落ちざるを得ない。 「んん?ピッコロ大魔王様、だろう?……まぁ、どのように呼ぶにせよ、貴様はここで殺すがな」 半壊した車中で。覇者のような足取りで。 ピッコロは、一歩、一歩と間合いを詰めていく。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガタン、ゴトンと列車は進む。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ―クソ! ――クソ! ―――クソ! ――――クソ! ―――――クソッタレがぁぁぁッ! ピッコロのヤロウ!余裕ぶっこきやがって!! 焼け付く憤怒と、凍えつく怨嗟と。 一年足らずの生で身に着けた、あらゆる負の感情を双眸に込め。 しかし、諦観だけは微塵も見せず。 首元に突き立った火竜鏢を氷の腕で掴み、渾身の力を込めて引き抜く。 腕が解け、蒸気が立ち上るが仕方が無い、むしろ好都合。 左腕が砕かれているが故の、苦し紛れの愚行とピッコロは見るだろうから。 右腕に凍気を込める。そうだ。ならば、最初の計画通りに進めればいい。 要は氷炎爆花散だ。ピッコロは、自分の性格を把握している。 腸が煮えくり返るようだが、自分が無駄死にを心の底から厭い、栄光を魂の底から欲していることを 知っている。 だから。 だからこそ、これは読めまい――!! ――氷炎・弾丸爆花散!!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ガタン、ゴトンと列車は進む。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「駄犬が。やはり、狂ったか――――」 フレイザードが爆散したのを見ての感想は、詰まるところこの程度。 生死を賭した一撃なのだろうが、この大魔王に傷を負わせるにはあまりに非力。 同情を禁じえないほどに無力。嘲笑を禁じえないほどに矮小。 飛来する、拳大の飛礫をことも無く弾きながら、大魔王は歩を進める。 ガタン、ゴトン、と。 ガクン、と。 客車が跳ね上がった、単にそれだけのことだが、意表を突かれたピッコロに、 僅かばかりの苛立ちと、焦りが浮かぶ。 フレイザードの次の手は、この客車の連結器を破壊すること。 氷炎爆花散は布石の一つ。 派手に爆発することで、相手に狙いを悟らせないための。 客車は、踊るように横転し、双方とも客車から放り出される。 二つの首輪が、無機質な機械音の協奏をはじめる。 「クォォオオォォォオオオォッ!!」 初めて。初めて、必死の形相をみせたのはピッコロ。 地より浮かび上がり、列車に乗り込まんと宙を舞う。 そこに、無数の飛礫がぶつかり、ピッコロの脚部に霧露乾坤網がまた、またもや絡みつく。 「フレイザードォォォッ!貴様、儂と共に死ぬつもりか!!」 機械音の鳴り響く間隔は余裕をなくし。 あまりにも多くの飛礫が、粘りつくような水流が、煩わしくもピッコロの足を止める。 「いーやッ、駄犬風情がお供たァちょっとばかしおこがましいからよォ、オレはオサラバさせてもらうぜ!キメラの翼!!」 もはや機械音はほぼ連続して鳴り響き、吹き荒れる飛礫の嵐は、潮時と見て虚空へ飛翔する。 また、同時にピッコロから急速に力が抜けてゆく。 ―このタイミングで前世の実が!? ――前よりも短い!?! 既に、二度前世の実を服用していた副作用、耐性。 ――――――――そして―――――――――― あまりにも強い力を持った大魔王を滅ぼしたのは、勇者でも英雄でもなかった。 穏やかな春の陽射しの下で、一つの爆裂音が響く。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ もう、列車は進んでいない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ <秋田県、雪原/午後> 種明かしをすれば、フレイザードの思いついた作戦とは単純な二点。 ①ピッコロを禁止エリアに放り込む ②自分はキメラの翼で逃げる この二つだけ。 キメラの翼でピッコロを禁止エリアに転送することが難しいなら、ピッコロを禁止エリアに放置して 自分が安全地帯に転送されればいい。 戦略と呼ぶのも憚られる単純な思考だが、生まれて一年足らず、 この地で様々な相手と戦い、着実に経験値を積み上げてきたフレイザードにとっては会心の策略。 そして、実行できるのは、列車が禁止エリア内を走っていた、あの時をおいて他に無かった。 あの場で思いつけたのは天啓。 賭けたものは、自分の命。失うものが大きいからこそ、得たものもまた大きい。 多大な経験。 恐るべき、新呪文。 一瞬で首輪が爆発しなかったのは誤算だが、収穫でもある。 吹雪が吹き荒れる中、半死半生の体彷徨うフレイザードは、今まで感じたことも無い 充実感で満たされていた。 そう、自分は勝った。あの、ピッコロ大魔王に。 勝てなければ、栄光を掴むことはできない。 自分はは戦うのが好きなのではない。勝つのが好きなのだから。 今、死ねば、勝利も、羨望も、栄光も……自分の存在理由すら、霧の如く掻き消えてしまうのだから。 だから、今は、ただ耐える。 栄光は、すぐ其処に。 【秋田県、雪原/夕方】 【フレイザード@ダイの大冒険】 [状態]:体力、負傷共に全快時の1割未満、氷炎合成技術を習得(少なくとも、回復具合が5割を超えないと使えないと思われる) :体組織の結合が不安定 :核鉄による常時ヒーリング。 [装備]:核鉄LXI@武装練金 [道具]:無し [思考]1:優勝してバーン様から勝利の栄光を。 2:体力の回復を待ちながらも、南下して参加者を殺害する 【ピッコロ@ドラゴンボール 死亡確認】 【残り26人】 投下順で読む Back アマネミサと異常な愛情 Next 一人で出来るもん 404 四重奏(カルテット) フレイザード 421 フレイザードの世界2 404 四重奏(カルテット) ピッコロ
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概要 骨董商人が20オボールで売っている囁きの鍵で開けることが出来る宝箱です。 場所 破砕山脈 イェレスナから東に少しのところ 「ライムスカー洞窟」の山を挟んですぐ北の高台のところ 渇きの平原 「破顔の迷宮」から真西に少しのところ 「臓物の穴」の入り口のところ ハウザー ウェジンハニの東の橋を渡ったらすぐ南に少しのところ 「異教徒の砦」と「忘却」の中間よりも少し「忘却」よりのところ 「忘却」の縦軸と「古代の貯蔵庫」の横軸が交わるところあたり、森の中の白緑のたいまつの近く バックウォーターの北西のような形をした岩の北西部分のところ コメント 固定のものとランダムで時間でポップするものがあるのかも -- (名無しさん) 2023-06-04 03 56 38 名前 コメント すべてのコメントを見る